2月13日 ウサヒ、中学生に熱弁――。朝日中で非公式マスコットを考える授業
ウサヒ、中学生に熱弁――。朝日中で非公式マスコットを考える授業
朝日町の非公式マスコットを考えることでまちづくりを学ぶ取り組みが今年度、朝日中2年生の美術の授業で行われています。
「町のキャラクターを考えるには、まず町を知ることから。美術の時間ではありますが、郷土について考えることに主題を置きました」と担当した亀井道敬(みちたか)教諭。創作を前に生徒たちはまず、町がシンボルに定めている木や花、動物、そして特産品やみどころなど、町の基礎知識を学習。学んだ要素をコンセプトに盛り込んでキャラクターを考案しました。「ウサヒの活動によって、地域にどんな効果が生まれているのか、ウサヒから派生する社会の動きに目を向けることも目的の一つです」と亀井教諭は語っています。
作品は12月でほぼ完成し、1月29日と2月12日には町PRキャラクター「桃色ウサヒ」の「中の人」こと、佐藤恒平情報交流推進員を授業に招へい。作品講評会の講師として生徒たちにアドバイスしたほか、生徒たちにウサヒを使った町おこし活動や独自のキャラクター論を熱弁しました。

どうしたら楽しく暮らせる町になるか…。自分の住んでいる町のことを考える場合、言葉にしにくいこともあると思います。小中学生となればなおさらのことです。
その点、アイデアは言葉だけでなく、カタチや色でも表現できます。今回の取り組みはとても有意義なものだったと思いますね。
遊び心を交えた町おこしは私の活動の原点。今後もぜひこうした取り組みを続けてほしいと思います。呼んでいただければ私もできる限り協力させていただきます
佐藤 恒平

作品制作の様子

生徒が創作したキャラクター

それぞれの作品にはコンセプトがあります
どの部分に町のどういった要素を取り入れているのか…。
作品が完成すると、自分なりの考えをまとめました

その一例です

りんごとダチョウを盛り込んでいるキャラクターです

作品の完成を受け、佐藤推進員が招かれたのは1月下旬と2月上旬の2回
このうち町広報は2月12日、取材に伺いました

美術室で生徒に語りかける佐藤推進員

1月に誕生したばかりのウサヒグッズを持参して…

生徒たちに誕生までの物語と企画の趣旨を説明したほか…

2年前に作られたマンガの話も…
「このマンガもただのマンガじゃないんだ。主人公のウサヒは、町の特産品で変身する正義のヒーロー。空気神社やワイン城も出てきて、町をしっかりPRしているんだよ」

佐藤推進員の話に聞き入る生徒たち 「(生徒の心の声:へー、そうだったんだ。ちゃんとした考えがあって作られたものなんだな~)」

「ウサヒを使ったとびきりの町おこし企画を考えよう!」
佐藤推進員からグループワークの課題が出され、アイデアを考える生徒たち
その後、出てきたものは…

こんなアイデアや…
「橋」が惜しい(笑)

こんなアイデア…

さらにはこんなものまで… 「そんな罰あたりなことはできません」と 佐藤推進員もたじたじ…

ベストアイデアに選ばれたのはこちらの班
ウサヒの耐久性を確かめること、その延長で、ウサヒの身体機能を確かめる企画が提案されると、そのユニークさに拍手が送られていました。
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更新日:2019年03月29日