5月5日 「緋網代(ひあじろ)の駕籠(かご)」が特別公開!浮嶋稲荷神社例大祭
今年一年の五穀豊穣や無病息災を願う大沼浮嶋稲荷神社の例大祭が5月5日、大沼地内で行われました。
午前10時の花火の音とともに神社の社務所「大行院」を出発したのは、現代によみがえった平安絵巻を感じさせる行列。狩衣(かりぎぬ)姿の雅楽隊を先頭に、神社宮司や白装束姿の氏子が続き、神社まで約1キロの道のりをゆっくりと進んでいきました。
今年は町指定文化財の「緋網代の駕籠」が特別公開されたほか、町の若者グループ「アットホーム」のメンバーが協力。新たな見どころと若さで祭りに魅力を加えました。
緋網代の駕籠…町指定文化財(昭和50年)
江戸時代、徳川幕府の祈願所として幕府から庇護を受けた大沼浮嶋稲荷神社。この駕籠は神社別当(注釈)の大行院が、祈祷した神符を幕府に献上するため江戸城に登城する際に使用したものと伝えられています。
(注釈)別当…神社の事務を統括する者
以前、町の佐藤情報交流推進が電動アシスト付き自転車「チャりんご」で行ったことのある大沼浮嶋稲荷神社の例大祭(詳しくは次のリンクをご覧ください)。今年(平成26年5月5日)は町の情報交流推進員 橋本が参加しました。
浮嶋稲荷神社例大祭の様子

午前10時、大行院屋敷から狩衣姿の浮嶋雅楽保存会の方々が現れました

氏子、大行院 最上俊一郎宮司と続きます。
そしてその後に続くのが今回特別公開された「緋網代(ひあじろ)の駕籠(かご)」

行列は浮嶋雅楽保存会の演奏で集まった観客を魅了しつつ、浮嶋稲荷神社へと向かいます。
(注意)動画は、次のリンクをご覧ください。

大きなのぼり旗が立てられた入口をくぐり…

鳥居から階段を登れば、神社へ到着

身を清め、神社の中に入る宮司や氏子
中では神事が行われ、そして祝詞(のりと)が奏上(そうじょう)されました

各団体代表者による玉串奉奠もあり

五穀豊穣や無病息災を祈願しました
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更新日:2019年03月29日