8月30日 2014国産ワインコンクール表彰式

国内で栽培されたブドウのみを用いたワインを対象とする「国産ワインコンクール」の表彰式が8月30日山梨県甲府市で開かれ、金賞2銘柄をはじめ過去最高となる17銘柄が入賞した朝日町ワインの関係者が出席しました。
コンクールが初めて開催された2003年以来、毎年順調に入賞銘柄を増やし、年々評価が高まっている朝日町ワイン。金賞受賞は2年連続で、特に金賞銘柄の原料でもある「マスカットベリーA」という品種を使ったワインでは、確固たる地位を築いています。今や国内のワイン関係者では、同社を知らない人がいないほどの知名度です。
2年連続となる朝日町ワインの快挙を受け、町広報は今回表彰式に出席。栄えある舞台での様子を取材してきました。
関連リンク
8月21日 創業70周年と最新設備の竣工を祝い、ブドウの収穫に感謝 朝日町ワインで仕込み作業の安全祈願祭
→朝日町ホームページ「まちの写真館」より(2014年8月21日)
2014国産ワインコンクールの様子

会場は山梨県きっての豪華さを誇る富士屋ホテル
午前10時の開式が近づくと主催者や来賓が登壇し、席に着きました

本表彰式でステージに上がれるのは、金賞を受賞したワイナリーだけ
今回は25銘柄が受賞していますが、朝日町ワインのように複数銘柄が受賞したワイナリーもあるため、実際に登壇するのは16ワイナリーの代表者でした
ちなみに、今回のエントリー数は797点。この数から金賞を受賞するのがいかに難しいかが推測できます

会場の注目が一点に集まるステージに登壇できるだけでも最高に誇らしいことですが、朝日町ワインの2点の金賞は、6点の「メルシャン」、3点の「サントリーワイン」に続き3番目
朝日町ワインの代表取締役を務める鈴木浩幸町長が賞状とメダルを受け取りました

ステージの下では、関係者のほか、このあと行われる公開ティスティング(試飲会)を目当てに訪れた
一般の方々が表彰式の様子を見守っていました

式が終わると、表彰ワイナリーの代表者がお客さま側に整列
その後一斉にシャッター音が響きました

ステージから降りた後、鈴木町長(社長)と白田総務部長(右)、近衛営業部長(左)で記念撮影

このあと行われたのが公開ティスティング。関係者は銅賞以上のワインをすべて味わうことができ、金賞、銀賞銘柄は各ワイナリーのスタッフがワインを説明しながら注いでくれます。
朝日町ワインは今回銀賞も2銘柄で受賞していますので、4人がブースに入り、お客さまとの会話を楽しみました。
事前に前売りチケット(4000円)を求めた人のみですが、一般の方も4000円で参加できます。もちろん完売しています。

ステージ上から撮ると会場はこの人だかり。発表によると約1000人規模とのことです

金賞受賞ワイナリーだけあって、朝日町ワインのブースには主催者や来賓も次々に訪れます
写真は実行委員会会長の横内正明山梨県知事

銅賞銘柄は会場の壁側に置かれ、各自でティスティングしていました

話は変わってこの表彰式からさかのぼること約1日。
ワイナリーのスタッフ5人は新潟県内のあるワイナリーを視察していました

眼下に日本海を見下ろす絶好のロケーションにあるのは、新潟県の胎内ワイナリーのブドウ園。
朝日町ワイン同様、2年連続で金賞を受賞した実力派です

ここで時間を忘れたように熱心に聞き入り、メモを取るのは醸造担当のスタッフ3人。
このあとに訪れたもう一つのワイナリーでもティスティングと聞き取りで数時間勉強した結果、表彰式会場の甲府市到着は、予定より2時間以上遅れの午後8時を過ぎでした
この日は12時間以上の移動となりましたが、その後の夕食の席でもワインづくりに関して熱く議論を交わすスタッフの皆さん
今回の快挙は、最上級のブドウを提供してくれた農家の皆さん、そして、こうした職人たちの熱意と努力の結晶だと感じたところでした
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更新日:2019年03月29日