10月9日 第33回アップル町民駅伝競走大会

町のりんごの季節を彩る「第33回 町民アップル駅伝競走大会」が10月9に開催され、11チームが25.0キロ、11区間をタスキでつなぎました。

今年のレースは、現在3年連続優勝を手にしている「宮宿A」に対し、6年連続準優勝中の「大谷風」が今年こそはと意気込み、昨年3位の「上郷」が虎視眈々と王者奪還を狙う展開が予想されました。

午前9時30分にスタートの号砲が鳴ると、序盤は「中沢・玉ノ井」・「大谷風」・「宮宿A」の3チームによる接戦が繰り広げられます。トップ争いはこの3チームに絞られたかと思われましたが、7区で5位を走っていた「三中」の安藤剛志選手が2人を抜き3位に浮上、また同区「大谷風」の櫻井豊選手が圧倒的な速さで区間新記録の走りを見せ、他チームとの差を広げていきました。 トップを追いかける2位「宮宿A」・3位「三中」が離されまいと食い下がり、タスキはアンカーに託されます。

この時点における1位と2位の差は1分39秒。2位で追いかける「宮宿A」は昨年も同チームアンカーを務めた長岡輝喜選手が猛追しましたが、「大谷風」の白田誠選手が1分41秒差で逃げ切りフィニッシュ。「大谷風」が7年ぶりに念願の優勝を達成しました。

＜総合順位＞※入賞6位まで

1位 大谷風・・・1時間31分11秒

2位 宮宿A・・・1時間32分52秒

3位 三中・・・1時間36分33秒

4位 宮宿B・・・1時間37分09秒

5位 中沢・玉ノ井・・・1時間37分17秒

6位 和合水上・・・1時間42分34秒

＜区間賞＞

1区(1.5km)・・・若月 怜音（三中）5分43秒

2区(3.7km)・・・堀 博道（中沢・玉ノ井）11分08秒

3区(2.7km)・・・鈴木 澪弥（和合水上）9分02秒

4区(1.2km)・・・渡邉 志野（宮宿B）4分35秒

5区(2.2km)・・・鈴木 勝太（大谷風）7分24秒

6区(1.4km)・・・長岡 桜子（和合水上）6分14秒

7区(3.6km)・・・櫻井 豊（大谷風）10分59秒 ※区間新記録

8区(1.6km)・・・鈴木 伸治（和合水上）6分23秒

9区(2.3km)・・・長岡 真生（太郎）8分10秒

10区(1.2km)・・・遠藤 千優（中沢・玉ノ井）4分38秒

11区(3.6km)・・・安藤 茂昭（上郷）12分13秒

午前9時30分、スタートの号砲で一斉にスタート切る1区の選手たち

2区の中盤戦。どのチームもまだまだ優勝が狙える位置です。

3区トップを走る中沢・玉ノ井チーム

こちらは熾烈な2位争い。和合水上と大谷風がなんと同着でした

走りきった選手の想いの詰まったタスキを受け、トップを追いかけます

折り返してコース後半に差し掛かった7区。

箱根駅伝でのランナー経験もある大谷風の櫻井豊選手が区間新記録の快走で、他チームに1分以上の大きな差をつけました

沿道の声援を力に変えて、必死に走る選手たち

5区から最後までトップを譲らなかった大谷風。アンカーの白田誠選手が両手で「1番」をアピールし、ゴール！

7年ぶり優勝のよろこびに、チームにあふれる笑顔

次々とフィニッシュをする各チーム。沿道からは大きな拍手がおくられていました

表彰式の様子。優勝した大谷風チームの皆さん

区間賞を受賞した選手たち

永年出場者には賞状が贈られました。

代表で登壇したのは和合水上の大竹史之選手。 大竹選手は30回の出場です。 会場からは大きな拍手が送られてました

優勝した大谷風と、大谷神チームで記念撮影。チーム一丸となって掴んだ勝利。

おめでとうございます！