10月2日 大規模地震災害を想定「町総合防災訓練」

「午前9時ごろ、県内陸部を震源とする直下型地震発生。マグニチュード推定7.0、町内全域で震度6強を記録。建物の倒壊、重軽傷を負った町民多数。電気、ガス、水道などのライフライン施設にも甚大な被害が確認されたほか、数箇所同時に火災が発生中」――。
10月2日、このような被害想定のもと、町総合防災訓練が行われました。役場周辺を会場に、宮宿5区と前田沢・新宿・緑町の自主防災会、町消防団と西村山広域消防署朝日分署、陸上自衛隊、寒河江警察署、NTT、東北電力、LPガス、寒河江地区交通安全協会宮宿支部、町職員など約400人が参加。大規模地震・災害の発生に備え、町の防災関係機関および地域住民の防災体制を確認するほか、防災への理解と関心を深める目的です。
訓練では昨年12月に導入した防災行政無線放送から町職員の非常参集、自主防災会の避難訓練をはじめ、事故車両・倒壊家屋からの救出救助訓練や、心肺蘇生法・三角巾でのケガの応急手当て訓練、練習用消火器を用いた初期消火訓練、町消防団による火災防ぎょ訓練、屋上に取り残された人を助ける救助降下訓練など、被害想定に準じた計17項目が実施されました。
大地震の被害を確認、対応を決定する災害対策本部設置訓練
刻一刻と変わる状況に、臨機応変な対応が求められます

9時の防災無線放送を受けて、地域住民が避難訓練を開始
役場への避難完了。区長が区民の無事を報告します
避難の途中、車両で事故があったようです。人が閉じ込められています!
西村山広域消防署朝日分署職員による救助が行われました
各区の自主防災会から、倒壊した家屋の中に人がいると通報がありました。
町消防団と陸上自衛隊が助けに向かいます
電動ノコギリで家屋を切り開き、救助しました
町民体育館では、三角巾を使っての応急処置訓練と…
心肺蘇生法の実施訓練が行われました
練習用消火器で、初期消火の訓練
町消防団の火災防ぎょ訓練 火災も無事鎮火したようです
「足を怪我して動けない!」役場の屋上から助けを求める声が
消防隊員が駆け付け、屋上からロープをつなぎます
固定した担架を降下させ、無事救助できました
訓練では他に LPガスボンベの緊急撤去や・・・
災害用伝言ダイヤルの使用訓練
濃煙体験訓練や・・・
自衛隊の災害用装備品の展示などが行われ、改めて防災への関心を深めました
この記事に関するお問い合わせ先
政策推進課 広報ブランド係
〒990-1442
山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115
電話番号:0237-67-2112 ファックス番号:0237-67-2117
お問い合わせはこちら
- このページに対するご意見をお聞かせください。
-
朝日町役場へのお問い合わせは、各ページの「この記事に関するお問い合わせ先」へお願いします。
更新日:2019年03月29日