1月27日 町の暮らしや地域住民との交流体験ができる素泊まりの宿「ゲストハウス松本亭一農舎」がオープン

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ゲスト(宿泊者)が、町の暮らしや地域住民との交流体験ができる簡易宿泊施設として、町が今年度から整備をすすめてきた「ゲストハウス松本亭一農舎(まつもとてい いちのうしゃ)」。1月27日、常盤地内にオープンしました。

施設は長年「松本邸」として親しまれ、平成20年に町に寄贈された空き家(明治32年建築)を約700万円かけて改修したもの。木造平屋建て、床面積は延べ約150平方メートルで、宿泊用に和室4室(相部屋2室・個室2室)と、共用の台所、風呂場を備え、非宿泊者や地域住民も利用できる交流スペースを常時開放します。

管理運営は町から業務委託を請けた地域振興サポート会社まよひが企画(佐藤恒平代表)が行い、管理人として、町地域おこし協力隊の阪野正義移住・交流推進員が常駐。ゲストの希望により、町の案内や体験メニューを実施します。

竣工式では、鈴木浩幸町長より式辞と施設の引渡しが行われ、佐藤代表は「地域の人に愛され、たくさんの歴史が詰まった『松本邸』がこのたびゲストハウスとして生まれ変わり、その運営を任されることを光栄に思います。建物はいったん完成しましたが、町の次世代へ町の魅力やまちづくりの楽しさを引き継いで初めて、この施設の完成となります。これから地域の皆さん、また、町とともにこの施設を盛り上げ、大切に育てていきたいです」と意気込みを語っていました。

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施設の庭で行われた竣工式。町関係者や地域住民、報道関係者も多数つめかけました  

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鈴木町長による式辞

「表面的なレジャー観光では味わえない町の良さや魅力を知っていただき、多くの人に愛され、町の外と内の人をつなげる架け橋となるような施設になることを期待している」とあいさつ  

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施設のリノベーション、デザインを担当した株式会社マルアールの水戸靖宏代表取締役。 「元々、文化・歴史・景観のそろった古民家に何を付加するかを考え、城や武家屋敷などに用いられる縦格子のデザインを取り入れた。縦格子の黒と、蔵屋敷の白のコントラストが雪景色にも映える。地域のシンボルとなるような施設に育ってくれるよう願っている」と、設計コンセプトを説明。

   

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施設の受け渡しとして、鈴木町長から佐藤代表へ大きなカギが手渡されました  

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佐藤代表による運営者あいさつ。「施設の本当の完成はこれから」と意気込みを語りました

   

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オープン宣言の後、岡崎町議会議長、鈴木町長、佐藤代表によるテープカットが行われ、式を締めくくりました

   

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また、竣工式当日の夕方からはオープン記念イベントが開催されていました。管理人として常駐する阪野正義町移住・交流推進員が笑顔でお出迎え  

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玄関を入るとまず目に飛び込んでくる「のれん」と照明。のれんは町の染め物屋さんの手によるもの。照明は町在住の金属工芸家、牧野広大さんの作品です  

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宿泊者のほか、地域住民も自由に利用できる「コミュニティスペース」。早速多くの人でにぎわっていました  

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地域住民の皆さん。素敵な笑顔です!

   

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主に共有スペースのある母屋から廊下を奥に進むと、見えてくるのが蔵屋敷です。これより先は個室貸しの部屋になります

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中はそれぞれこんな感じ。純和風で落ち着いた雰囲気です  

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夜、ライトアップした「松本亭一農舎」。これからもきっとたくさんの人が訪れ、この景色と交流を楽しむことでしょう

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更新日:2019年03月29日