3月29日 子育てしやすいまちづくりの一翼を担う「放課後児童クラブ」新施設完成

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施設の老朽化や利用する児童の増加を受けて町が整備を進めてきた「放課後児童クラブ」の新施設が2月26日に完成し、3月29日に竣工式が行われました。

共働き家庭等で日中家庭での見守りに欠ける児童を対象に、安全な生活の場を提供する「放課後児童クラブ」。新設された施設は木造平屋建てで、延べ床面積は約313平方メートル。建物内には約98平方メートルの広さのルーム1(運動スペース)と約34平方メートルのルーム2(学習・視聴覚スペース)のほか、和室と事務室等を配置し、給湯室や砂場、バスケットゴールなどの各種レクリエーション用設備も備えています。

外観は赤・白・黄を基調としたあたたか味のあるデザイン。高い天井と大きな窓から明るい光が降り注ぐ開放感たっぷりの建物になっています。

総事業費は1億4297万円で、そのうち約3割は国や県の補助金、約1・5割は前年度寄付されたふるさと納税を活用。利用者向けのオリエンテーションに参加した保護者からは「小学校に近くて安心」「明るくて広い。子どもたちものびのび活動できそう」と期待の声が上がり、子どもたちも「早くここで遊びたい」と嬉しそうに目を輝かせていました。

3月29日に行われた竣工式では、鈴木町長が「子育てしやすいまちづくりの一翼を担う放課後児童クラブ。木のあたたかみを感じるすばらしい施設の完成に感謝したい」とあいさつ。設計コンセプトの説明に続き施設整備に貢献いただいた方への感謝状贈呈の後、施設を利用する児童代表で鈴木丹香さん、熊谷菫さん、佐竹世凪さんが「新しい施設をつくるために尽力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。これからこの施設で元気に楽しく活動していきます」とお礼の言葉を述べました。

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29日の竣工式の様子。子育て、教育関係者や設計・施工業者、利用者の子どもたちなどが出席しました

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鈴木町長による式辞。「町の総合発展計画でも『子育てするなら朝日町』といわれるような子育て環境の充実を目指している。この度その一翼を担う放課後児童クラブのすばらしい新施設が完成したことに感謝申し上げる」とあいさつ

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設計管理を担当した株式会社鈴木建築設計事務所による設計コンセプトの説明。

「子どもたちの安全を第一に地盤に十分な基礎改良を施して耐震強化を行った。また、窓や断熱材にこだわり、夏は涼しく冬はあたたかい快適な施設になっている」と説明

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最後に3月19日より利用を開始している「りんごっこ」の児童代表より、お礼のあいさつがありました

竣工式に先立って行われた施設内覧会の様子(3月10日)

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メインホールの「ルーム1」は主にスポーツや運動、体を動かす遊びでの使用を想定。大きな窓から、明るい日差しが差し込みます

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壁にはクライミングができる「ボルダリングスペース」も。重さ100キロにも耐える頑丈なつくりで、6年生でも安心

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畳張りの「和室」と、「ルーム2」。つなげて1間にして広く使うことも可能です。こちらは主に勉強や読書、映像鑑賞などの視聴覚スペースとしての利用を想定しています

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更新日:2019年03月29日