5月7日 10年目の記念開催! 参加者数も過去最多「高田山ブナの森探索会」
町で最も身近なブナ林と里山の魅力を感じてもらおうと、地元高田地区の皆さんが主催で毎年行っている「高田山ブナの森探索会」。その第10回目が5月7日に開催され、町内外や県外から過去最高の約80人が参加しました。
参加者の約半数が初参加。現地の案内人の皆さんが引率し、大人から子どもまで自分のペースで約2時間30分の探索コースを進みます。当日は青空に恵まれ、ブナの緑も輝くよう。参加者は時折立ち止まりながら、美しい景色と澄んだ空気を楽しんでいました。
また、今年は10年目の記念開催ということで、高田区のお母さん方手づくりの山菜汁や凍みもち、わらび漬けのおもてなしがありました。山形市から初めて参加したという女性は「以前から来てみたくて念願の参加です。ブナ林の緑がやわらかく瑞々しくて、カタクリ等の花も見頃でとても良かった。また、地区の皆さんの心づくしのおもてなしに感動しました」と笑顔で語っていました。
午前9時30分、高田公民館(交流ふれあいセンター)にはたくさんの参加者が集まっていました

今回の参加者は過去最多の約80人!
公民館内に入りきれないので、開会式は隣の駐車場で行いました

主催の高田地区区長さんと案内人の皆さん。想像以上の参加者数に驚きながらも笑顔がこぼれます
公民館から車で5分ほど移動し、登り口へ・・・
登り始めてすぐ、左手には大きな棚田が
わらびやコシアブラ、タラの芽・・・道中には様々な山菜が顔を出し、春を伝えていました

一方、日陰になっている所では雪が残っている場所も
かわいい河童さん発見。先頭に立ってスイスイ登っていきました
探索路の見どころの一つ、「梨の木平」。樹齢300年を超えるヤマナシの大木です
記念撮影をする参加者の皆さん
木の根元にはカタクリの花が咲いていました

どうやらこの辺りはカタクリの群生地のようで…
まるで絨毯みたい

思わず笑顔になってしまいます

カタクリ群生地を抜けると、ブナ林が見えてきました
見上げると、あざやかな新緑に陽光が透けて、輝いて見えました
東展望台に到着

ここから宮宿地区が一望できます

こちらは西展望台からの眺望 Asahi自然観を手前に、朝日連峰を望むことができます
景色を楽しむ皆さん
少し下って、「伝説の地獄沼」へ。現在は水が枯れてしまっていますが、かつては沼だったそうです。ここには少し怖い伝説があるのですが、それはぜひ参加して、案内人のお話をきいてみてください
森林浴を楽しみながらゆっくり下山します
探索会の後は、お楽しみのお弁当タイム 。通常はブナ林の中で食べるのですが、今回は高田公民館まで戻ってきました。なぜかというと・・・
10回目の記念開催ということで、高田地区のお母さん方手づくりの山菜汁、わらびの1本漬け、凍みもちのふるまいがあったのです
「おいしい!」と大好評で、「参加費を取ってほしいくらいのおもてなし」と感激する参加者もいました
天気に恵まれ、県内外から多くの参加者が楽しんだ散策会 。探索路の整備、看板設置、案内など、高田地区の方々の尽力に感謝しながら、高田山を後にしました
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更新日:2019年03月29日