8月7日 平成30年度 ブドウ収穫感謝・ワイン仕込み作業「安全祈願祭」
有限会社朝日町ワインで8月7日、今年度のブドウ収穫感謝とワイン仕込み作業「安全祈願祭」が行われ、ブドウ生産者や販売業者など、関係者約40人が出席しました。
今季のワインの仕込み作業を始めるにあたり、今年も良質なブドウが収穫できたことに感謝するとともに、仕込み作業の安全と質の高いワインの醸造を祈願するもの。神事でははじめに祝詞奏上の後、出席者代表が神棚に玉串とブドウを奉納。続いて代表取締役社長である鈴木浩幸町長が、「よいぶどうがなければ、よいワインは生まれない」という朝日町ワインの基本理念に触れ、「ぶどう生産者の方々をはじめ、多くの皆さんのご協力に感謝するとともに、美味しいワインを通じて朝日町のファンを増やしていきたい」とあいさつしました。
その後果実と茎とを分ける仕込み機械のスイッチが入れられると、出席者によって新鮮な県産のデラウエアが次々にベルトコンベアーに載せられ、仕込み作業が始められました。
今年のブドウの生育について「早い雪解けで遅霜や梅雨の被害も無かったが、今年は梅雨明けを境に猛暑の日々が続いている。これから夜温が下がってブドウの成熟期にとって申し分のない天候となることを祈り、高品質のブドウが収穫できることを期待したい」と話す、須貝正昭専務取締役。
仕込み作業は12月頃まで行われ、今年は白系150トン、赤系200トンの合計350トンが仕込まれる予定です。
日本ワインコンクール2018で金賞部門最高賞2銘柄をはじめ、14銘柄が入賞の快挙
国内で栽培されたブドウのみを用いたワインを対象として実施され、今年で16回目となる「日本ワインコンクール」。今年は7月17日~18日までの2日間、山梨県甲府市内で開催され、山梨・長野・山形・北海道など24道府県のワイナリー104社から787銘柄のワインが出品されました。
朝日町ワインは、今回で15年連続の入賞となり、国内改良等品種赤部門で「2017柏原ヴィンヤード遅摘み赤/辛口」が、ロゼ部門で「朝日町ワイン ロゼ/中口」がともに金賞・部門最高賞・コストパフォーマンス賞(注釈)の3冠を受賞しました。
通算4度目の3冠受賞は全国でも最多の快挙。ほかにも銀賞4点、銅賞7点、奨励賞1点の合計14銘柄が入賞と、県内最多の受賞となり、出品ワインの多くが非常に高い評価を得ています。
(注釈)銀賞以上を受賞した2,000円未満のワインで、最高点を獲得したものが対象。今回は10銘柄が受賞している。
神事の様子。良質なブドウの収穫と仕込み作業の安全を祈願
代表取締役の鈴木浩幸町長をはじめ、出席者の代表が神棚に手を合わせました
神事の後は、仕込み機械のスイッチを入れ…
出席者による仕込み作業の開始です
多くの報道陣のカメラにも見守られながら…
瑞々しく新鮮な県産のデラウエアがベルトコンベアーに次々と投入されます
実と茎がきれいに分けられ、果汁が絞られます
仕込み作業はこれから12月頃まで続きます
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更新日:2019年03月29日