4月6日 大沼区で住民有志による「しめ縄」づくり
4月6日、大沼区で浮嶋稲荷神社総代会員による「しめ縄づくり」が行われていました。
例年は2月頃に行われているというしめ縄づくり。今年は雪が多かったこともあり、春の実施にずれこんだお陰で取材にうかがうことができました。
今回は大小14本の縄をつくるということで、6人が集まっていました。手刈りの稲わらを材料に、何人もの大人が力を合わせて大縄を編むという大変な作業。
「神社の鳥居や拝殿に飾る大切なしめ縄だから、毎年ちゃんと作り直してるんだ。大沼区では、公民館事業で縄づくりをしたり、技術の継承にも力を入れているんだよ」と語る小林晴雄神社総代会長。その顔には伝統を守り伝える責任と誇りがうかがえました。
大沼地内のビニールハウスを借りての作業。
まずはしめ縄の「芯」の部分を編みます
出来上がった芯に…
稲わらを包んで…
支柱になるポールに結び付けて固定します
ここからが大仕事
大人が何人も力を合わせて…
ねじりながら編み込んでいきます
時々稲わらを足しながら、最後までしっかり編みあげます
両端を結んだら、飛び出た稲わらを切り揃えます
ようやく一本が完成!大変な作業です。
今のこのしめ縄づくりは、写真の小林為五郎さんが各地の神社を訪ね歩いて完成させたものだそうです。「どうせやるなら良いものを作ったいべ」と照れくさそうに笑う小林さん。本当に頭が下がります
さて、こちらでは何を作っているでしょうか
なわに付ける「房飾り」でした。大きなしめ縄に5つ付けるそうです
他にも、神事で使用する「縄」はすべて手作り
皆さん手つきが職人並みです
出来上がった「しめ縄」は、5月5日の浮嶋稲荷神社例大祭(写真:昨年のもの)や7月15日の「島まつり」で使われます。訪れた際にはこちらもご注目ください
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更新日:2019年03月29日