8月7日 令和2年度 ブドウ収穫感謝・ワイン仕込み作業「安全祈願祭」
有限会社朝日町ワインで8月7日、今年度のブドウ収穫感謝とワイン仕込み作業「安全祈願祭」が行われました。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年の約3分の1の10人程度が出席しました。
今季のワインの仕込み作業を始めるにあたり、今年も良質なブドウが収穫できたことに感謝するとともに、仕込み作業の安全と質の高いワインの醸造を祈願するもの。神事でははじめに祝詞奏上の後、出席者代表が神棚に玉串とブドウを奉納しました。
その後果実と茎とを分ける仕込み機械のスイッチが入れられると、出席者によって新鮮な県産のデラウエアが次々にベルトコンベアーに載せられ、仕込み作業が始められました。
池田秀和工場長は「今年のブドウは日照時間が短かったため糖度が抑えられているが、酸味とのバランスが良くフレッシュで美味しいワインになると思います」と話していました。
仕込み作業は11月末頃まで行われ、今年は白系150トン、赤系200トンの合計350トンが仕込まれる予定です。
サクラワインアワード2020でベスト日本ワイングランプリ・ダブルゴールド賞をはじめ、5銘柄が入賞
女性が選ぶワインコンクール、第7回「サクラアワード2020」の審査結果が発表され、朝日町ワインがベスト日本ワインのグランプリを受賞しました。 同賞はエントリーされた日本ワインのうち世界と質を競い合ったワインに与えられる賞で、受賞した「マイスターセレクションキュヴェマスカットべーリーA赤」は「和食とアジア料理に合うワイン賞」のすき焼きと焼き鳥部門にも選ばれ、ダブルゴールドも同時受賞しています。ほかにも1銘柄でゴールド、3銘柄でシルバーを受賞しています。
サクラアワードは一般社団法人ワインアンドスピリッツ文化協会理事長である田辺由美氏が審査責任者を務めるコンクール。審査員は全員女性で、ソムリエ、ワイン醸造家、ワインスクール講師、ジャーナリスト、輸入・流通関係者やワインショップの販売員などワインのプロが集います。日本ワイン・海外ワインの生産者および取扱会社やワイン輸入会社を対象にエントリーを募り、今回は560人の審査員が、29カ国4333アイテムを審査しました。
※例年この時期に結果が発表される日本ワインコンクールは、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりました。
良質なブドウの収穫への感謝と仕込み作業の安全を祈願
多くの報道陣のカメラの中行われた出席者による仕込み作業
ブドウは茎と実に分けられた後、絞られて果汁へと変わります
仕込作業は11月末まで行われる予定です
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更新日:2020年08月18日