4月18日 令和3年度日本カヌーフリースタイル選手権大会

激流の中、パドルを漕ぐ選手2

 4月18日、カヌーランド(玉ノ井地内/通称「タンの瀬」)で「令和3 年度日本カヌーフリースタイル選手権大会(2021 カヌーフリースタイル・世界選手権派遣選手選考会)」が開催されました。本大会は2009年からこの場所で開催しており、今年で13年目。この大会は、昨年新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりましたが、今年は感染対策を万全にしての開催となりました。

安定感のある波と好アクセスの立地を誇り、国内でも有数のカヌースポットとして愛されているカヌーランド。フリースタイルでは、特にコンディションとして豊富な水量が好まれることから、雪解け水の多いこの時期に開かれています。

 カヌーの「フリースタイル」とは、「ウェーブ」とよばれる波の立つ場所や、「ホール」とよばれる流れの落ち込む場所などで2メートル前後のカヤック(艇)を乗りこなし、様々な技を繰り出すもの。激流の中でターンや宙返りなど、艇を自在に操る姿はダイナミックそのもので、「水上のロデオ」とも呼ばれています。

 競技は60~45秒間(競技によって設定)の中でできるだけ波の中にとどまり、様々な技を繰り出してその得点を競うもの。前日の雨により増水した最上川の激流の中、難易度の高い豪快な技が繰り出されると、周囲からは大きな拍手が上がっていました。

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大会当日の様子

パドル(オール)を立て技を繰り出す選手

はじめに行われたのは、流れの少ない場所で実技を行う「SQ(スクォート)」という競技

カヌー前部を水に沈ませての演技をする選手
技を繰り出す選手

60秒の制限時間の中で多くの技を決める選手たち

激流の最上川

続いては、最も出場選手の多い「K-1(カヤックタイプ1人乗り)」の予選
雨により増水し普段よりも流れが強い難しいコンディションの中行われました

激流の中パドルを漕ぐ選手

45秒の制限時間の中、激しい波を乗りこなしての演技はまさに水上のロデオです

激流の中技を繰り出す選手

波に負けず披露される素晴らしい技の数々

シングルパドルを使用した選手

こちらは今回県内でただ一人出場した福士昴選手

シングルブレードパドルを使用する「C-1」での出場

川を背に笑顔の福士選手

山形県でカヌーをしたくて、北海道の大学を卒業後山形県に就職したという福士選手

雪の状況にもよりますが、ほぼ1年中朝日町にカヌーをしに来ると話します

激流の中パドルを漕ぐ選手

その後男女ともに「K-1」決勝が行われました

激流の中技を繰り出す選手2
激流の中技を繰り出す選手3
激流の中、技を繰り出す選手

「K-1」男子は近年稀に見る接戦が繰り広げられました

賞状とワインを手にする入賞者(女性)
賞状とワインを手にする入賞者(男性)

競技後の表彰式では入賞者に賞状と朝日町からワインが贈られました

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更新日:2021年04月22日