平成26年6月23日「弟子、ウサヒの焼き物をつくる 1」

朝日町、陶芸、教室、西部公民館

6月下旬のある晩、ウサヒの弟子は西部公民館を訪れていました。
※関連記事:西部公民館主催

白田さん 「毎年陶芸教室をやっているのだけど、今年は“たたらづくり”っていう方法でやるの。おもしゃいっけよー、遊びに来てけらっしゃい」
弟子 「参加します。陶芸なんて久しぶり!(師匠グッズも作れるかな・・・)」

※()内はココロの声です。

西部公民館、陶芸、朝日町

▲というわけで当日19時30分から陶芸教室が始まりました。
※緑のエプロンの方が講師の長岡雅彦さん(太郎地区)です。

弟子 「長岡さんは趣味で陶芸を極めている方なんですか?」
長岡さん 「いや、仕事でやっていたんだよ。以前、朝日町の西船渡地区にはアサヒタイルという会社があって、そこでタイル作ってたんだ」
弟子 「タイル!そうか、タイルも焼き物なんですね」

※長岡さんは岐阜県の窯業科(焼き物を専門に学ぶ学科)を卒業しているそうです。

西部公民館、陶芸教室、朝日町

▲プロに本格的に教えて貰えるということで参加者も本気モードまずはお皿のデザインを画用紙に書いてハサミで切り出し・・・

西部公民館、陶芸教室、朝日町

▲粘土をこねて、切り出した画用紙と同じぐらいの幅にします。

長岡さん 「粘土の中に空気が入ると割れてしまうので、こねすぎないようにね」

西部公民館、陶芸教室、朝日町

▲弟子の下書き 左はまだこねていない粘土です。

弟子 「うーん・・・師匠の顔皿だと2枚ぐらいしか作れなさそうだなー(大きさ的に)」

西部公民館、陶芸教室、朝日町

▲粘土を切ってみるとこんな感じになりました。

参加者 「そのお皿ちょっと大きすぎない?」
弟子 「焼くと小さくなっちゃうみたいなので、少し大きめに作ってみました」

西部公民館、陶芸教室、朝日町

▲今回の陶芸教室は“たたらづくり”という方法で行われました。 粘土をたたら板と呼ばれる板ではさみ、切り糸を使って粘土を切っていきます。

長岡さん 「たたら板の高さによって皿の厚みが変わってくるので好きな厚さを選んでくださいね」

※同じ形のお皿を量産できるのが、たたらづくりの特徴です。詳しくはこちら

西部公民館、陶芸教室、朝日町

▲ある参加者のお皿はたたらづくりで切り取ってこんな感じ

ここから型紙をおいて不要な部分を切り取ります。

西部公民館、陶芸教室、朝日町

▲型紙を置いて切り取って・・・

参加者 「ネコが好きなので、ネコのお皿をたくさん作ります!」

結果・・・

西部公民館、陶芸教室、朝日町

別の参加者 「ね、ネコの大量生産!!」
弟子 「こんな簡単に同じ皿が何枚もできるなんて恐るべし、たたらづくり」

西部公民館、陶芸教室、朝日町

▲一方こちらの参加者はあっという間にお皿を作り終え、余った粘土で作品作り

弟子 「ぬ・・・師匠(ウサヒ)を作っている方もいる・・負けられないぞ!」

西部公民館、陶芸教室、朝日町

▲弟子も作ってみました。師匠と弟子の箸置きセット

弟子 「問題です。箸を置く場所はどこでしょう ※正解は次の日記で」

西部公民館、陶芸教室、朝日町

▲最後にどの色にするかそれぞれ決めたら、先生に託します。

参加者 「ウサヒの焼き物・・・ピンクがいいけど、(素焼きだと朱色になるから)素焼きでお願いします。」

長岡さん 「はい・・・(ウサヒにこだわった作品づくりなんだな)」
弟子 「あ、私は1番(水色のような色)でお願いします」
長岡さん 「・・・(この人ウサヒの弟子だけど、色にこだわりないの?)」

 

西部公民館、陶芸教室、朝日町

▲そんな様々な思惑とともに、西部公民館でのお皿作りは無事終了し、この後の窯で焼いたりする工程は長岡先生に託されたのでした。

次回予告

「粘土で形作るだけ作ったら、あとは先生にお任せなんて楽チン」と思っていた弟子に 長岡先生から(正確には奥さんから)連絡が・・・「今、手直し作業しているから見においでよ。」

西部公民館、陶芸教室、朝日町

▲耳を削がれる師匠(型お皿)・・・さらに、弟子が見たものとは・・・

西部公民館、陶芸教室、朝日町

▲そして炎のファンタジスタ、長岡さんの手によって何かが起こる・・・

次回・・・お見逃しなく

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更新日:2019年06月17日