平成26年7月1日 「弟子、サクランボを収穫に行く」

「山形といえばサクランボ」
そう思って移住したら、朝日町の特産品はりんごだった…
しかし、朝日町にもサクランボを出荷している方々がいます。
「私が東京で食べていた山形産サクランボはどうやって東京に届くのかな」
そんな疑問を持っていた所、以前からお世話になっている八ツ沼地区の 田川さんからサクランボの収穫時期だと聞き、取材に伺いました。

▲花ハスまつり・レンコンまつり等、様々お世話になっている 八ツ沼 前区長の田川順一さん 息子さんがサクランボを作られているということで取材させて頂くことに。

▲午前5時、眠い目をこすり田川さんちのサクランボ畑へ
田川さん 「朝のうちに収穫して、昼までに出荷するから朝が勝負だぞー」
弟子 「さ、さくらんぼ農家さん大変なのですね・・・」

▲早速、収穫を始める田川さん御夫婦
弟子 「・・・わ、私もやってもいいですか?(適当に採っていいかな?)」
田川さん 「こらッ!適当にもぐな!」

▲サクランボのじくが伸びているのと反対の方向にとると簡単に採れる。
田川さん 「サクランボの花芽が出てるから傷つけないようにとるんだぞ。」
弟子 「なるほど、来年のサクランボの出来に影響するのですね。」

▲コツを教わった所で弟子も脚立(きゃたつ)に上りどんどん収穫します。
田川さん 「大きいハケゴ(カゴ)には傷のないサクランボ、小さいハケゴは傷ありな」

▲1時間半ほど収穫して沢山のサクランボをGET!
今回収穫したのは佐藤錦(さとうにしき)でしたが田川さんの畑では・・・

▲ハートの形 大将錦(たいしょうにしき)や

▲これからが最盛期 紅秀峰(べにしゅうほう)

▲明治以前から山形のサクランボとして頑張ってきたナポレオン等 、沢山の品種が植えられていました。
弟子 「田川さん、りんご農家と聞いていましたが、サクランボもすごいですね」
田川さん 「20年くらい前にもらったサクランボの苗木をどんどん増やしていったんだ。」
弟子 「増やしていくって、種でですか?」
田川さん 「まさかぁ。接ぎ木で増やしていったんだよ。りんごと同じだから同じようにやったもんだ」

▲こういうのに接ぎ木するんだと田川さん
果物栽培は共通点も多いんだなと感じつつ、さくらんぼの収穫を終え…

▲サクランボの選別に入ります。
弟子が朝ごはんを終えて伺うと、田川さんの息子さんや近所の方が選別されてました。

▲JA全農山形の出荷基準に合わせて大きさと色で選別 2L、L、M(赤)、M(青)それぞれ分けて箱詰めします。
弟子 「Mに入りきらないのがLですか?」
田川さん 「違うよ。Lに入れてストンと落ちてしまうのがMだよ。」
弟子 「じゃあ、Lだけ分ける場合はLの穴より大きくて2Lの穴よりは小さいのを分ければいいんですね。」

▲とりあえずLをキレイに並べていきます。

▲Lサイズは箱に、Mサイズはパックに詰めて出荷準備完了。
※M(青)とは赤くなりきっていないサクランボです。

今までスーパーで買っていたサクランボは山形の生産者の方々の 工夫と努力によって美味しく育つのだなぁ と感じつつ、この短い旬を沢山の人に楽しんで貰いたいと感じました。
おまけ

▲サクランボの選別の後、田川さんのりんご畑で摘果のお手伝いもしてきました。

▲沢山の実の中から、いいものを残し8割以上をとってしまいます。

▲だいぶサッパリしたりんごの木
今年も秋の実りが楽しみです。
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更新日:2019年06月17日