平成26年8月28日 「いよいよ、8月31日開催!大谷風神祭」

お盆も過ぎ、だんだん涼しくなってきた8月20日、ウサヒの弟子は 大谷地区を訪れていました

午後8時頃の大谷二区(田中集落)の公民館では、15名ほどの男性が 集まっていました。
二区の方 「おう、今日はどうした?」
弟子 「昨年、大谷風神祭を密着取材してくれって声があがり、昨年は大谷三区の子ども神楽と風神太鼓を取材したのですが、その時に日本昔ばなしとかもどうなっているのか知りたいという声があがったので今年は大谷二区を密着取材させて頂きたいんです。」
二区の方 「じゃあ、俺らの原点から知ってもらわないとな。」

▲そういって見せられたのがこちらの写真
弟子 「ご、極道の妻たち?(大谷二区って日本昔ばなしじゃなかったっけ?)」
二区の方 「風神祭が今のような形になったのは平成になった頃からで、以前はお神楽の当番が回ってこない年はどこの地区も田楽提灯をトラックに乗せて回っていただけだったんだけど、他の地区が趣向をこらし始めたんで負けてらんねってなったんだ。」
弟子 「それでなぜ極道の妻たち?」
二区の方 「青年部が『二和会』って名前でやっててな。暴力団抗争で当時有名だった 一和会からつけたんだけど、それで暴力団繋がりで極道の妻にしたんだ。」
※ちなみに極道の妻たちは子どもの教育上良くないということで、 その後は日本昔ばなしの演じものを行うようになったそうです。

▲公民館では桃太郎・浦島太郎等、歴代の演じもののテープが並んでいました。

▲真剣な表情でテープチェックをする二区石井さん
弟子 「カセットレコーダー懐かしいですね!このカセットは作ったんですか?」
石井さん 「日本昔ばなしのDVDから、ストーリーを要所要所録音しているんだ。実際のお話よりコンパクトにストーリー展開しなきゃならないからな。」

▲テープチェック以外の方々は・・・屋台づくり。
弟子 「今年は何の出し物やるんですか?」
二区の方 「今年も西遊記だよ。去年は雨で1回しか演じられなかったからリベンジだ。」

▲昨年の大谷風神祭で披露された大谷二区の西遊記
弟子 「そっかー(新しいのじゃなくて少し残念)」
地区の人 「しかしっ!去年と一緒と侮るなかれ、色々パワーアップしてるのだ。」

▲その一つがこれ。荷物を運ぶ台車に・・・

▲糸がつけられ・・・

▲ボール紙でまかれると・・・

▲みるみるその姿を変え・・・

▲これは・・・
弟子 「孫悟空のキン斗雲ですか?昨年のと違いますね。」
二区の方 「去年はキックボードだったから1回でダメになったけど、今年は安定するぞ。」
一方、提灯の方は・・・

▲美術がお得意な佐藤博司さんを中心に、シルクロードっぽい絵が・・・
弟子 「これ、二区の皆さんで作られたんですか?」
佐藤さん 「そうだよ。シルクロードをイメージしつつ、簡単にかける絵にしたんだ。三蔵法師や孫悟空一行の影がポイントだよ。」

▲区長さんが見守る中、スプレーや綿等を駆使し、一気に準備は進みました。
準備といえば、出し物の方も・・・

▲さっきのテープを確認しながら、演技指導が入ります。
弟子 「昨年やった西遊記でも今年もきちんと練習するんですね。」
二区の人 「昨年、本番1回だけだったし、うまくいってない所もあったから、きちんと確認するんだよ。」


▲昨年は雨のため、途中で中止となった風神祭。
今年は晴れるといいですね。
(写真は大谷地区のお母さんたちが作ったてるてる坊主です。)
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更新日:2019年06月17日