平成26年9月9日 「弟子ウサヒの一日救急隊長、後編」

一日救急隊長、朝日町、ウサヒ

一日救急隊長になった弟子ウサヒと監督役の桃色ウサヒは、救急車の 絵を書いてくれたあさひ保育園の園児達に会いに行きました。

ウサヒ、一日救急隊長、朝日町

▲なぜか隊長なのに、引き連れられている弟子ウサヒ

ウサヒ 「あさひ保育園久しぶりだな・・・」
弟子ウサヒ 「私は初めて。怖がられないかな・・・」
ウサヒ 「園児のみんながウサヒと弟子ウサヒの区別がつくかが不安だよ。」

ウサヒ、一日救急隊長、朝日町

▲まずは様子見をするウサヒと弟子ウサヒ・・・ と・・・園児たちが二匹に気がついた!

園児 「ウーサーヒ!ウサーヒ!ウサー!!(大興奮状態)」
ウサヒ 「み、みんな救急のお話を聞こうね。落ち着いて!」

ウサヒ、一日救急隊長、朝日町

▲ウサヒ達の必死の説得が聞いたのか、おとなしくなる子どもたち。

消防署の方 「(良かった。やっと落ち着いた)さぁ、みんな消防車や救急車を 呼ぶ時には何番に電話すればいいかわかるかな?」
園児 「119番!」
消防署の方 「おお!よく分かったね。119番で火事じゃないときは 『救急です』って言おうね。じゃないと、消防車が来ちゃうからね。」

※()内はココロの声です。

ウサヒ、一日救急隊長、朝日町

▲救急のお話を一生懸命聞いた子どもたちにはウサヒと弟子ウサヒから スケッチブックが手渡されました。

ウサヒ、一日救急隊長、朝日町

▲弟子ウサヒも初めてのあさひ保育園でしたが、ウサヒ師匠ほどではないものの 子どもたちに大人気。無事、あさひ保育園での任務も完了しました。

 

弟子ウサヒ 「みんな、家族が急に倒れた、お友達が交通事故にあった等、 困ったときには119番に電話をしよう。『救急です』っていうのを忘れずにね。 あ、いたずら電話はダメ、絶対。」

 

そしてこの後・・・

ウサヒ、一日救急隊長、朝日町

▲ウサヒと弟子ウサヒは大谷小学校を訪問。

児童 「ウサヒー、ウサーヒ!!」
ウサヒ 「みんな、体育館ってどっちかな?」
児童 「こっち~連れてってあげる。」

ウサヒ、一日救急隊長、朝日町

▲大谷小学校の体育館には5・6年生36名が集まっていました。

消防署の方 「今日は救急の日ということで、皆さんには救急救命について 知ってもらいたいと思います。では早速寸劇を行います。」
ウサヒ 「恒例のアレが始まるぞ・・・」

ウサヒ、一日救急隊長、朝日町

▲今年もヒロフミ君と遊んでいたウサヒが・・・

ウサヒ、一日救急隊長、朝日町

▲急に倒れ、心臓マッサージで復活するというストーリー この内容は、ちょっと画質悪いですが動画で見ることができます。

一日救急隊長

▲今年はなんと、ウサヒを助けに、救急隊長である弟子ウサヒが駆けつけ 心臓マッサージを行うという内容になっていました。

ウサヒ 「ふーなかなかの俳優っぷりだったよな」
弟子ウサヒ 「・・・師匠、寸劇はあくまで導入であって本番はここからですよ。」

ウサヒ、一日救急隊長、朝日町

▲その通り。授業は、命とは何か、心臓マッサージが命を救うためにいかに 大切なのかというお話になっていきます。

ウサヒ、一日救急隊長、弟子、朝日町

ウサヒ 「ウサヒもいつも助けてもらう一方だけど、弟子に何かあったら 心臓マッサージで助けられるように今から練習しておくよ。」
弟子 「師匠・・・(いつも厳しいけど、弟子の事思ってくれてたんですね)」
消防署の方 「今度は、心停止してしまった時のためにAEDの使い方もやってみましょう。」

ウサヒ、一日救急隊長、弟子、朝日町

▲AEDとは心停止等の際に機器が自動的に解析を行い、必要に応じて電気的なショックを与え、心臓の働きを戻すことを試みる医療機器である。(詳しい事を知りたいかたはこちらでどうぞ

消防署の方 「AEDは空港や大きな駅等、沢山の人が利用する場所にあるから、 万が一の事態に遭遇した時には使ってください。」
ウサヒ 「でも使い方分からないし・・・」
弟子ウサヒ 「師匠助けて!」

ウサヒ、消防隊長、AED

▲弟子ウサヒの心電図解析されるも見守るだけのウサヒ

消防署の方 「電源を入れて、電極パッドを胸に貼り付けると心電図を解析して電気ショックを与えるべきかを調べてくれるから簡単だよ。電気ショックが必要と解析した場合には、機械の指示に従ってスイッチを押すと、機械が自動的に電気ショックを与え、除細動を行うんだ。詳しくはここを見てみてね。」
機械 「電気ショックが必要です。」
消防署の方 「電気ショックを与えるからみんな離れて!」
弟子ウサヒ 「え・・・ちょ・・・」
消防署の方 「大丈夫、これは練習用だから、電気は流れないよ。」

救急隊長、ウサヒ、電気ショック

▲心臓に異常なく、復活した弟子ウサヒ

ウサヒ 「いざという時、心臓マッサージの仕方やAEDの使い方を知っておくことは、身近な人を助けるために大切だね。」
弟子ウサヒ 「師匠助けてくれなかったじゃないですか!」
ウサヒ 「大谷小学校の児童さんがウサヒの代わりにやってくれたじゃない。 みんながこういう経験をすることが大切だよ。」

AED、ウサヒ

▲なんだか丸め込まれたような気がするものの、ウサヒと弟子ウサヒは 今年も無事救急隊長としての職務に励み、救急救命活動の啓発を行ったのでした。

ウサヒがAEDを実際に使ってみた:動画1動画2も是非ご参照ください。

ウサヒ、救急
救急隊長(弟子ウサヒ)より「大切な人の命を守るため、いざという時に備えておく。救急の日はそういうことを考え直す機会にしていこう」

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更新日:2019年06月17日