大谷地区のため池が『ため池百選』に選定されました
平成22年3月25日、農林水産省の選定委員会が選ぶ「ため池百選」に、大谷地区の「馬神ため池と大谷の郷」が選定されました。
ため池の多くは長い間農業用水の源として農業を支え、周辺の農地や里山と一体となって美しい景観を形成するなど多様な役割を果たしてきましたが、近年は農家の減少・高齢化に伴い、従来のような役割を果たすことが困難になっている部分もあります。
「ため池百選」はこのような背景を踏まえて、今回新たに選定されたもの。地域の資源であるため池が、地域活性化の核として保全・活用されること、ため池の多様な役割と保全の必要性について多くの方々の理解を得ること等を目的としています。
今回選定を受けた「馬神ため池と大谷の郷」は馬神ため池を中心として、明治から昭和期に作られた10個ほどのため池の総称で、その中にはスイレンが咲き誇るわかば保育園北側の池も含まれており、これらは大谷地区、玉ノ井地区の水田約150ヘクタールを潤しています。
選定方法については、全国から応募のあった600箇所のため池の中から、ため池百選選定委員会において287箇所が一次選定されました。その後、一般投票の結果を参考にしつつ、ため池百選選定委員会において、「ため池百選」としてふさわしいため池が選定されました。一般投票につきましては、町民の皆さんのご協力ありがとうございました。今後、ため池の保全活動にもご支援等お願いいたします。
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更新日:2024年01月29日