2005年12月_課題の明確化が問題の糸口

私たちが、普段気づかずに過ごしているものの中にこそ、本当の宝(大切にしなければならないもの)があるのです。

「水と空気と緑を大切に」これは町民憲章の一節です。常に呼吸をしている私たちは、残念ながら、いつも空気の有難さを感じながら生活しているとは言えません。ふだん生活している中では、それを渇望するという状況には、あまり遭遇しないからです。しかし、一端そういう状況に陥った場合、私たちは、これなしでは生きていけないことを、痛切に感じざるを得ないのです。

「乾き」を感じない状況下で、水の有難さは分かりません。乾きを感じる砂漠の中や、日照りと渇水の状態が続き断水になり、給水車を待たなければならなくなった時に初めて、私たちは水の有難さを知るのです。
少子高齢化の急激な進展。人口減少。財政の逼迫。等々大きな課題が山積する中、私はこれらを一つのチャンスと捉えられないかと考えます。

このまま少子高齢化が進み、人口が加速度的に減少していったら、この地域は一体どうなってしまうのだろう。「人口一万人復活構想」を揚げ「やる気」と「挑戦」の意気込みで取り組ませていただいたこの一年。問題を具体的に提起し、町民の皆さん一人ひとりの知恵と「何とかしなければ!」という意識の向上により、この課題は必ず解決できます。また来年も、やる気を持って挑戦します。


広報あさひまち 2005年12月号より

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更新日:2019年03月29日