2017年2月_人の役に立つ人間になる

生き方の原点_町づくりの原点

今年も2月6日と8日の2日間、町内の各小中学校を訪問させていただきました。子どもたちの元気な様子、先生方の熱心な指導、そして地域の方々も参加しての総合学習での楽しい授業風景など、各々の実情を垣間見ながら今の学校現場を肌で感じることができました。当日ご協力いただきました各学校の校長先生はじめ先生方、そして何より子どもたちに心から感謝申し上げます。

さて、毎年学校訪問をさせていただいておりますが、学校は子どもたちの学びの場である一方、その地域の現状をリアルに表す非常に重要な施設空間であることを実感させられます。少子高齢化、人口減少等地域が抱える問題を真正面から受け止め、前向きに取り組んでおられる先生方のご努力と、子どもたちの明るく元気な姿が、どれほど地域に与える影響が大きいか、ひしひしと伝わってくるものがありました。

その中で、ある小学校の校長先生から非常に興味深い話をお聞きしました。それは、アンケートなどを基にした学校評価の説明の中で「人の役に立つ人間になりたい」という項目が100%だったということです。その話を聞いた時、「将来町に戻ってきて住み続けたい」「町のためにがんばりたい」等と答えた中学3年生が8割を超えたという別のアンケート結果が思い出されました。

このような子どもたちのまっすぐで素直な気持ちが、必ずや町の将来に明るい希望を与えてくれることでしょう。

「誰かのためになっている」それが実感できた時、人間は生きがいを感じ、幸福を感じることができます。

「人の役に立つ人間になる」それは人間の生き方としての原点であり、町づくりにも共通する原点であると、この学校訪問を通して教えていただいた思いです。

広報あさひまち 2017年2月号より

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更新日:2019年03月29日