2011年12月_「朝日町産業まつりりんごまつり」

11月19・20日の両日「朝日町産業まつり・りんごまつり」が町民体育館及び周辺広場を会場に開催されました。町内外はもちろんのこと、県内外からの来場者数はここ数年急激な伸びを示しています。

四年前、初めて三千人の大台を超え、出店者の方々など関係者と喜びあったところでしたが、これだけに留まらず、翌年は五千人を突破、そして次の年は両日雨降りの悪天候にも関わらず六千人を超えました。更に昨年は九千人を超え、まさに破竹の勢いでその来場者数を伸ばしています。

そして今年は、3月11日の東日本大震災、福島第一原子力発電所の事故等による風評被害なども心配されましたが、結果的には町の人口を遥かに上回る、過去最高の一万一千人の人出となりました。

駐車場や人の手配等様々な課題対応などもありましたが、それ以上に多くのお客様が我が町を訪れていただくことの意義の大きさに、多くの町民の方々が目の当たりにし、実感することができたのではないかと思います。数千万円を超えると思われる経済効果はもちろんのこと、多くの人々が動き、集まり、交流することによるダイナミックな活力が、人々の笑顔を生み、意欲の向上に直結していると実感させられました。

これも一朝一夕になるものではなく、多くの町内産業、取分けりんご産業に代表されるように、長年の先人からの積み重ねにより築かれた確かな品質と揺るぎない信用。これを愛情をもって引き継いでこられた人々の努力があってこその今日の人出に繋がって来たものと思われます。

「さて、来年は、」と、ワクワク感で胸躍る思いが、さらに町内を活気づけられればと思ったところです。

広報あさひまち 2011年12月号より