2013年12月_「りんご」と「ワイン」の里

11月23・24日、町民体育館及び周辺駐車場等で開催された「第三十四回朝日町産業まつり」には、過去最高の一万七千人の来場者の方々にお出で頂き、朝日町始まって以来の最大の賑わいイベントとなりました。晩秋の長雨続く季節の中にあって、産業まつりを祝福するかのように、両日とも秋晴れの晴天に恵まれました。多くの来場者の皆さんには、りんごをはじめとする朝日町の農産物や製品を堪能していただいたのではないかと思われます。常日頃からの丹精込めた栽培、製造にあたる生産者の方々の「まごころ」があってはじめて、多くのお客様に満足とご理解を頂けているのではないかと感じたところでありました。

そのような中、朝日町ワインについても同じように両日で過去最高の売り上げを記録させていただきました。特に今年度につきましては、国産ワインコンクールにおいて山形県初の金賞受賞、部門最高賞、さらには計十四銘柄という過去最多の入賞を果たすことができ、今年度の総売り上げにつきましても過去最高を達成するものと予想しているところであります。

「りんごとワインの里」をキャッチフレーズに長年町づくりに取り組んできた我が町にとって、こんなにありがたいことはありません。さらには先人の方々の目の付け所、先見性にはただただ頭の下がる思いであります。

これら先輩方の意を受け継ぎ発展させ、さらには次の世代に引き継ぐ事が私たちの役目であると自覚し、心して更なる町の振興発展に尽くしてまいることを、この年の瀬にお誓い申し上げます。

広報あさひまち 2013年12月号より