2014年1月_やる気と元気あふれるまちづくり

あけましておめでとうございます。皆さんには輝かしい新年を迎えられましたこと、心からお喜び申し上げます。

今年はどんな年になるでしょう。そんな想いで胸ふくらませている人も多いのではないでしょうか。あるいは何かの節目となる年を迎え、気を引き締めてやる気を充填喚起している方もあろうかと思います。

そのような中、今年はこんなことに挑戦しよう、と、何事にも主体的に前向きな年にしていきたいと、年の初めに考えていたところであります。

さて、明星大学(東京都日野市)教授の関満博氏が非常に示唆に富んだ興味深い話をしておられましたのでここに紹介します。

「物には必ず素材がある。食品には農産物・水産物という材料があり、自動車には鉄・ガラス・ゴム・樹脂などといういろんな素材があります。しかし、素材だけで人類に貢献できるものはありません。素材に何かをしなければなりません。この素材を人類に貢献するようにする行為が、『開発』です。『開発』とは素材を役に立てるための行為です。素材のままで私たちはそれを享受することはできません。これを何か加工して組み立てて行くことが必要なのです。ここで初めて素材が私たちの近くにやって来て、私たちはそれを消費(享受)することができるのです。そこに多様なサービスが付加されるのです」

りんごをはじめとする農産物、世界トップクラスを誇る家具等の工業製品。朝日連峰、最上川。浮島、棚田に空気神社などの観光交流資源等、豊富な素材に恵まれた朝日町。これらの素材に、まごころの手を加え、大きな視野に立った『開発』という行為を通し「人類貢献」をいかに成し得るか、その意味で、今年をその実現の第一歩を踏み出す「挑戦」の年ととらえています。

朝日町は変わります。朝日町は動きます。確実にしっかりと地に足を着けた成長を目指し、前向きな攻めの町政をもって、町民の皆さんとともにさらなるやる気と元気あふれる町づくり実現のため、全力で取り組んでまいります。

今年も皆さんにとりまして、明るく、楽しく、健康で幸せ多い一年でありますよう心からご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。

 広報あさひまち 2014年1月号より

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更新日:2019年03月29日