町長歳時記 2020年8月_一枚岩になりきる

危機的状況時における最も重要なこと

梅雨末期の大雨が去り、8月に入りようやく長かった今年の梅雨が明けました。町内を襲った7月豪雨は、大暮山地区のりんご畑の幅約百メートルに渡る大規模な地滑り等多数の農地災害をはじめ、家屋の床上・床下浸水、国県道、さらには町道等の土砂崩れによる通行止めなど、多岐に渡り甚大な被害の爪痕を残していきました。

係る被害の甚大さに対し、さっそく知事はじめ地元国会議員、さらには国の関係機関の状況調査など、早急な対応をしていただいております。町も国県そして地元住民の方々と密に連絡連携を取らせていただき迅速な対応に努めてまいります。

コロナ禍による国の非常事態宣言が解除された後、一時平静を取り戻したかにあった国内状況は、ここに至って感染確認が非常事態宣言時を上回る感染者の確認となっています。

7月上旬、熊本県を中心に九州や中部地方など各地で集中豪雨災害が続発いたしました。そのような中、朝日町ではコロナ禍における避難所開設訓練を全職員参加により、7月2日、3日の両日町民体育館を会場に開催いたしました。総務課危機管理係、健康福祉課、広域消防朝日分署の指導の下、避難者の対応誘導、さらにはパーテーションの組み立て配置、段ボールベッドの設置など、初めて体験する訓練に全職員が臨みました。訓練となると往々にして若干の気の緩みなども出て、だらけてしまうこともありがちですが、全ての職員が真剣に取り組んでいる姿を見て感心し、また心強く思ったところでありました。

危機的状況の時、一枚岩になりきれる、このことが非常に重要なことだと痛感しました。コロナ禍、豪雨災害等逼迫した状況の連続ではありますが、町民の皆様と一体となってこの難局を乗り切って参ります。

 

広報あさひまち2020年8月号より

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更新日:2020年08月12日