町長歳時記 2021年12月_持続可能な社会を目指して

「持続」とは「成長」し続けること

今年も昨年に続きコロナ禍対応に努めながら町政に取り組んできた一年となりました。ワクチン接種等医療環境への対応や、地域経済対策さらには感染拡大防止をはじめ社会生活全般に渡る影響に係る対応など、一つひとつの対策に知恵を絞り、今でき得ることの最善を尽くして取り組んで参りました。実際これらに係る対応には人的にも時間的にもかなり多くの部分を費やすことになりました。しかし、このような危機管理を通して、町民の皆さんの安心安全な暮らしを守るという第一義的な役割を、学び・高め・遂行することが出来たこと自体にも、大きな意義を感じています。

今コロナ禍の他にも様々な課題・問題が噴出してきています。地球温暖化による自然災害の巨大化・甚大化。児童生徒一人一台タブレット配布に象徴されるように、GIGAスクールなどIT化の急激な進展による教育環境の変化。「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」というDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展により、世の中の有り様がガラッと変わってしまう状況が目の前に訪れています。

「持続」とは何か。「持続可能な社会の実現」とは、現状をそのままの形で引き継いでいくことなのでしょうか。

「限界集落」「地方消滅」といわれて久しい。そんな時代の中、人間の営みとして次世代に引き継がれていく持続可能な社会を築いていくには、劇的な変化にたじろぐことなく、むしろ新たなものを吸収し創出していく絶好のチャンスであることを認識することが重要です。私たち自身が、自ら学び・自らを高め・自ら実行し成長し続けていくことが、持続可能な世界の実現につながっていくものだと思います。

広報あさひまち 2021年12月号より

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更新日:2021年12月21日