【一般の部:準グランプリ】あけびの変身春巻き

【一般の部】準グランプリ・・・土田道子さん(鶴岡市)作

材料(4人分)

・あけび 500g
・りんご 150g(約半分)酸味があるもの
・生姜 20g
・あけびの果肉 50g
・春巻きの皮 16枚~20枚
・サラダ油 大さじ2~3
【A】カレー粉 大さじ1
砂糖 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
塩 小さじ2分の1(調整有り)
インスタントコーヒー 小さじ2分の1

【B】味噌 40g 砂糖 45g
みりん 大さじ1
はちみつ入り梅干し(種ごと) 3個
・揚げ油(サラダ油)

作り方

1.あけびは半分にカットして果肉を取り出す。果肉は広げてスプーンで種をこそぎ落とす。果肉は包丁で軽く叩いておく。皮は繊維を断ち切るように2ミリ程の薄切りにして、水に酢を(分量外)入れたボウルに入れてアクを取る。
2.りんごは皮ごと薄くスライスをして千切り水に塩を(分量外)入れたボウルに入れて変色を防ぐ。
3.生姜はみじん切りにする。
4.【B】の味噌の調味料は合わせておく。
5.フライパンにサラダ油と3.を入れて中火にかけて軽く炒めながら香りが出るまで炒める。果肉を加えて潰しながら一緒に炒める。
6.水を切った2.を入れてしんなりなるまで炒める。
7.1.の水気を切って6.に入れて炒め合わせていく。途中で塩を2つまみ(分量外)入れて全体がしんなりとまとまる迄炒める。
8.もう一つフライパンを出して7.を半分量移す。
9.片方には【A】の調味料を1つずつ入れながら炒め合わせていく。塩迄入れて、味がまとまったら最後にインスタントコーヒーを入れてさっと合わせて火を止め、冷ます。
10.もう一つのフライパンには合わせた4.を入れ水気を飛ばすように炒め合わせる。味噌によって塩分が違うので味をみながら、甘味噌味に仕上げる。味が決まったら、梅干しをちぎって入れる。種も味が出るので入れる。冷めたら種を取り出す。
11.春巻きの皮に、それぞれを乗せて巻く。2つの味が各8個~10個出来る。
12.170度に熱したサラダ油で表面が色付き、カリッとなるまで揚げる。半分にカットして盛り付ける。

調理のポイント

・少し苦みがあるあけび。苦みを多少残しながら、子ども達にも食べやすくおかずを考えました。
・すぐに作れるように家にわりと置いている調味料を使って作りました。
・皮も果肉も使います。同じ時期に出るりんごを使って味をまろやかにしました。
・水気を飛ばしながら炒めて、春巻きの皮で巻きやすいように仕上げます。
・苦手のあけびにインスタントコーヒー、味噌味に少し酸味とあけびの苦みをほんのり残しながら、あけびが食べやすいように工夫をしました。
 

レシピへの想い・工夫した点

山形ならではの食材のひとつ、あけび。苦みが苦手な子ども達にも食べやすいように考えました。普段使いの調味料を使って途中から分けて、2種類できるのも特徴です。出来上がりの具は、春巻きの皮に包まなくても、そのままごはんに添えたり(あけびカレー)レタスに包んで食べたり、そのままでも食べられたりと、応用出来る自由自在のあけびの1品を目指しました。具は冷凍も可能。たくさん作って冷凍保存して、いつでも食べられます。具の味をしっかりとつけているので、春巻きはお弁当にも使いやすいおかずになります。何もつけなくても美味しく仕上げました。ボリュームあるおかず。満足感もあります。おかずに、おつまみに是非作って欲しいです。

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更新日:2024年11月14日