大沼の浮島(国指定・記念物・名勝)

大沼の浮島

大沼の浮島

大沼の浮島は、天武帝の9年(681)山岳修験者(しゅげんじゃ)役(えん)の証(おづぬ)によって発見され、弟子覚道により開山されたと伝えられている。

大沼は浮嶋稲荷神社の境内にあり、面積およそ30,600平方メートルの沼である。湖岸に老木生い茂り、碧水に望み、四面の深緑と相和し仙境をなしている。

大沼は湖上に島が浮遊する神秘の沼として古来より注目され、近世文人(ぶんじん)墨客(ぼっきゃく)の訪れも多く、特に橘南谿(1754〜1805)の東遊記によって紹介されたと言われている。湖畔には伝説に富む史跡を残し、沼に多くの緋鯉の遊泳する風情はまた格別である。

区分:国指定・記念物・名勝
所有者:浮嶋稲荷神社
所在地:朝日町大字大沼
指定年月日:大正14年10月8日

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更新日:2019年03月29日