10月8日 朝日中2年生が山形駅周辺で観光PR活動 町の観光振興に対する意見を親子行事で発表
朝日中学校の2年生73人が平成22年10月8日、山形駅周辺で町の観光PR活動を行いました。
これは同校の総合学習の一環で行われたもので、初めての取り組み。町の良さをいろいろな人に伝えることで故郷の魅力を再発見し、郷土愛を育むこと等を目的としています。
町の観光イベント用のハッピを身にまとった生徒たちは山形駅周辺で4カ所に分かれ、町をPR。旬のりんご「秋陽(しゅうよう)」と町の観光パンフレットが入った袋を道行く人に手渡しては、りんごやワインなど町の魅力を丁寧に説明していました。
鈴木翔子さん(大谷七)は、「恥ずかしさを振り切って大きな声でPRしたら、多くの人が立ち止まってくれたり、興味を示してくれたりして、うれしく思いました。今日のために、町のことをたくさん調べて、自分自身も勉強になりました」と成果を語ってくれました。
このPR活動に接した方が10月9日、町観光協会「あさひ旅のココロ館」においでくださったそうです
翌10月9日には2年生の親子行事が町民体育館で行われ、生徒たちがこれまで学んだ成果を元にしてまとめた、町の観光振興に対する提案を保護者に発表。「(カヌーを取り入れた)朝日町方式のトライアスロン大会の開催」や「Jリーグ各チームのエンブレム入りりんごを、モンテディオ山形のホームゲームで販売」など、提案の中には実現すれば話題を集めること間違いなしのものも数多く見られ、参加した保護者からは様々な質問と称賛の声がが投げかけられていました。

山形駅東口、駅東西連絡通路、そして霞城セントラル1階(写真)、及び2階の4カ所に分かれてPR活動を行いました

それぞれの場所で「りんごとワインの里」ののぼりを掲げるとともに、観光PR用のハッピに身を包んで活動を展開
このほど配布されたばかりの町のガイド本「朝日町タカラモノガタリ」を手にし、おすすめポイントを紹介しました

恥ずかしさを振り切って、道行く人に話しかける生徒たち
全く知らない人に話しかけることで、積極性やコミュニケーション能力を身につけることも、活動の目的の一つです

プレゼント用にりんご「秋陽(しゅうよう)」を200個を用意しましたが、あっという間になくなっていました

外国人の方にも「タカラモノガタリ」を使って一生懸命PRしていました

駅東口でのPR活動
遠足で訪れたという小学生が珍しそうに足を止めていました

こちらでも一生懸命町をPRしていました

ここからは10月9日に行われた親子行事の様子です
保護者を前に生徒たちが発表した内容は次の通り…
(なお、提案に対するコメントは町広報担当の意見です)

「こだわりのワイン」(左から4人目)
海外の富裕層(お金持ち)を対象にしたりんごの輸出事業を行っている当町だけに、特定の消費者を対象にしたこだわりのワインもアリですね

「エンブレム入りのりんご」
熱狂的サポーターの多い浦和レッズ戦にぜひ欲しい商品です

「AKB47」
「アケビ」と「AKB48」… 今が旬の両者をつなぐアイデアに拍手!

「朝日町方式のトライアスロン」
カヌーを取り入れたものらしいのですが、これは本当に面白い企画
トライアスロンではありませんが、「最上川カヌー探訪」という企画が現在進行中です
≪リンク≫

「特産品のPRの拠点を産直和合にする」
「観光の拠点施設」は今年、宮宿地内に「蔵のひろば」がオープンしましたが、「特産品PRの拠点施設」は、それと似て非なるもの
両者を分けて考えることも大切かも…

これも大事なポイントですが、近年は一つの町だけではなく、周辺の市町が連携した「広域観光」という新たな観光の形が注目されています
現在、白鷹・朝日・大江の3町では、「広域観光推進協議会」を立ち上げ、それぞれの町の見どころを回るツアーも開催しています
≪リンク≫
「まぼろしの左荒線ツアー」広報あさひまち2009年10月号6~7頁 (PDFファイル: 6.3MB)

「観光ボランティアの設置」
朝日町では「朝日町エコミュージアム案内人の会」という会があり、10数人が観光ボランティアとして活躍しています

子どもたちの提案に対し、保護者の方から様々な質問が投げかけられていました
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電話番号:0237-67-2112 ファックス番号:0237-67-2117
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更新日:2019年03月29日