にぎわい創出推進員 今野颯 活動コラム

令和5年4月に「にぎわい創出推進員」に着任した今野 颯(コンノ ソウ)です。秋田県にかほ市出身で3月に東北芸術工科大学 コミュニティデザイン学科を卒業し、知り合いの紹介がきっかけで地域おこし協力隊としてお世話になることになりました。 在学中は「コミュニティデザイン×ものづくり」をテーマに、地域が抱える課題をそこに住む人々が解決できるようにお手伝いするデザインを考え、どういった関係が形成されるのかを研究していました。 現在は、松本亭で働きながら木工作品を作っています。農家さんからいただいたリンゴやサクランボの木材を使って、朝日町を表現したアクセサリーやスプーンなどの食器類を作ろうと考えています。 

活動コラム

最後の1年、よろしくお願いします

朝日町に来て約2年が過ぎました。時間の流れる速さに驚いています。協力隊3年目となる今年度は、これまでの集大成として、多くのにぎわいを作っていきたいです。
私は普段松本亭一農舎を中心に活動していますが、この2年でたくさんの方と知り合いになりました。松本亭周辺の常盤地区の方々はもちろんのこと、宮宿や大谷地区などさまざまな方にお世話になりました。
常盤公民館では、月2回ほどのペースで開かれる健康麻雀会に参加しています。これは、昨年末に常盤の区長さんから、冬場の地区の交流が減ってしまうため何かに取り組みたいという相談を受け、協力して始めたものです。麻雀のみならず、共通の何かがきっかけで交流の機会が増えることを実感しました。松本亭でもさまざまな催しを開いていく予定です。
まずは、自分の得意分野である木工に絡めて、松本亭で木工教室を4月20日に開催します。木材を小刀で削ってスプーンを作り、最後にプリンを食べます。小刀を使う本格的な木工を、安全かつ気軽にできるように工夫をしていますので、興味のある
方はぜひご参加ください。

協力隊の活動以外でも、昨年度から講師として木工教室を開催する機会が増えております。協力隊卒業後も続けていけるように頑張ります。

ほかにも、町の各所で行われるイベントに出店することが増え、自分が作った木製のアクセサリーをたくさんの人に知ってもらえました。今年度は町外のイベントにも積極的に参加し、朝日町産のりんごの木の魅力を発信していきます。今年もどうぞよろしくお願いします!

20日に行うスプーン作りのイメージ

リンゴの魅力を木工でも発信

木工によるにぎわいづくりを目指して活動をして2年目となる今年度は、よりたくさんの方に知ってもらうため、町内で月1回開催される「すんたく市」に、ほぼ毎月出店していました。さまざまな木材を使ってペンダントを製作していますが、1番人気なのはリンゴの木のペンダントです。黄色と赤みを帯びた茶色の2色がはっきりと分かれているのがリンゴの木材の特徴で、ツートンでとても可愛いと好評をいただいております。これも、リンゴの木をご提供いただいた町内の農家さんのおかげです。本当にありがとうございます。
9月末にはりんごの森創業祭への出展を予定しています。食べるだけじゃないリンゴの魅力を発信できたらと思います。
ほかにも様々なイベントに参加させていただいています。6月に空気祭り、7月は宮宿大町のビアガーデンに参加させていただきました。普段松本亭周辺ではお会いすることのできない方とお会いする機会となりました。8月31日には急遽、大谷の風神祭の御神楽に参加させていただくことになり、インバウンド推進員の陳さんと獅子舞のお手伝いをしました。他に類を見ない、躍動感のある獅子舞に携わる機会をいただき、とても光栄に思います。大谷の皆さんに快く受け入れてくださり、一生の思い出になりました。
協力隊の残りの任期で、大変お世話になっている朝日町に恩返しができるよう、これからも邁進していく所存です。これからもよろしくお願いします。

りんごとケヤキの木を使ったアクセサリー

松本亭から、少しずつにぎわいを(広報あさひまち 令和5年11月号より)

お世話になっております。にぎわい創出推進員の今野颯です。
朝日町に来て約半年が過ぎました。この半年間、町民の皆様のおかげで朝日町での暮らしにもだいぶ慣れてきました。
松本亭での仕事も慣れ、訪れるお客様に朝日町のおすすめスポットを何個かご紹介することができるようになりました。りんごとワインは外せないですが、ダチョウがいると伝えると決まって驚いてくれるのがとても嬉しいです。以前、高校の友達や大学の教授や後輩など、松本亭に知人が遊びにきてくれた際も、自分のお気に入りの場所やお店を紹介させていただきました。これからも朝日町の魅力をたくさん発見していく所存です。
また、自分の得意分野である木工について、この半年間で勉強を進めています。村山総合支庁で開催された「やまがた木育」を発信できる人材を育成する講座に参加し、ワークショップの設計の仕方や木材の魅力の伝え方など、ワークショップをやる上で必要な知識を学ぶことができました。学んだことを活かして、早速松本亭で木工ワークショップをやってみましたが、まだまだ改善する点が多く、場数を踏むしかないと痛感しました。
ですが、参加してくれた子ども達が、木材を加工するときに出る香りや肌触りに気付き、木目から時間を想像して楽しんでくれました。少しでも木材の魅力が伝わったかと思うと、勉強の励みになります。農家さんからいただいたリンゴやサクランボなどの木はまだ乾燥中ですが、木工の技術の方も磨いて、朝日町らしい木材の加工品を作ることができるよう、これからも邁進していきます。
最後に、11月18日、19日に開催される産業まつりでは林業体験コーナーにおりますので、お越しの際には、声をかけてもらえると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

木工ワークショップの様子

目指すは『木工』を通したにぎわいづくり (広報あさひまち 令和5年5月号より)

はじめまして。4⽉から「にぎわい創出推進員」に着任いたしました、今野颯です。3⽉に東北芸術⼯科⼤学コミュニティデザイン学科を卒業し、知り合いの紹介がきっかけで朝⽇町を知り、地域おこし協⼒隊としてお世話になることとなりました。出⾝は秋⽥県にかほ市という3つの町が合併した⼩さな市です。趣味・特技は、⼯作、料理、スケッチ、サッカー、筋トレ、写真撮影などたくさんありますが、特に⽊⼯が⼤好きです。
私の活動任務は、ゲストハウス松本亭での交流をきっかけにした町の情報発信と、松本亭を拠点とした町のにぎわいづくりです。にぎわいづくりの方法は様々あると思いますが、私は木工を通じたにぎわいづくりに取り組んでいきます。
学生時代には、「コミュニティデザイン×ものづくり」をテーマに活動しており、その中で、木工のワークショップを行った経験もありますし、個人的に⽊製のアクセサリーやスプーンなどを⾃作・販売したこともありました。先日、早速りんごの剪定枝を頂いたので、これから地域性を活かした作品作りにも取り組んでいくつもりです。併せて、空気まつりや産業まつりでの木工体験のお手伝い等、交流を広げていきたいと思っています。
着任してから1 ヶ⽉が過ぎようとしていますが、まだまだ知らないことばかりです。朝⽇町は⼭の恵みに溢れているので、⼭菜の美味しい⾷べ⽅なども教えていただけると大変うれしいです。主に松本亭で活動していますので、利用の際には、ぜひお声がけください。
まずは1年間、朝⽇町のことを知ることを⽬標に活動してまいります。何卒よろしくお願いいたします。

木工作業の様子

この記事に関するお問い合わせ先

政策推進課 総合政策情報係

〒990-1442
山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115
電話番号:0237-67-2112 ファックス番号:0237-67-2117
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更新日:2024年09月13日