平成26年8月15日 「ウサヒ、春日神社の例大祭へ行く」

ウサヒ、八ツ沼例大祭

お盆のど真ん中、8月15日、ウサヒは朝から八ツ沼地区を訪れていました。

ウサヒ 「今日は、春日神社の例大祭だね・・・例大祭自体は毎年氏子衆でやってるから、弟子も去年いってたけど(詳しくはここ)、旧暦の閏年だけは大名行列が出るんだ。弟子は初めて見るよね。」「・・・」
ウサヒ 「あれ?弟子いなくない?」
地区の人 「ウサヒさん、大名行列のお通り読んだか?」

大名行列のお通り

▲なんと!お通りに弟子の名が!!

ウサヒ 「あれ?なんで弟子が??三色神旗って?」
地区の人 「今、通るからまぁ、見てなって。」

という訳で、今日は弟子がいませんので、春日神社例大祭の 詳しい歴史・経緯はまちの写真館でご確認下さい。 ~まちの写真館を読まないとよく分からない内容となっております~

奴振り

▲奴振り(やっこふり)の一行の勇ましい掛け声が地区に響き渡り・・・ 祭りの様子がわかる動画はこちら

お神輿

▲お神輿に続いて現れたのが・・・

ウサヒの弟子

▲ウサヒの弟子(画面左刀を抜きかけている人)三色神旗のお役目中でした。

ウサヒ 「なんで、大名行列に弟子がいるのー?」
弟子 「田川さんの家からっていう形で参加させて貰ったんですよ。」

サクランボ

▲7月、サクランボの収穫でお世話になった田川さん

その際に、「8月の大名行列、申し込んでおいたからな。」ということで、既に話が決まっていたのでした。
※朝日町エコミュージアムHPに行列に関して田川さんが語ったお話があります。

こちらからご覧下さい。

ウサヒの弟子

▲弟子は脇差(わきざし)も持っていた。

ウサヒ 「それ衣装、どうなってるの?」
弟子 「草履(ぞうり)に袴(はかま)なので着るのも歩くのも大変です。 朝、公民館でみんな着替えたんですよ。」
ウサヒ 「いいなーウサヒも武士ごっこしたい。」
弟子 「師匠はあれがいいんじゃないですか?」

ウサヒ

▲大名行列から、いきなり戦場のようになった八ツ沼地区

ウサヒ 「これ、火縄銃?かっこいいけど、なんでここで火縄銃?」
弟子 「慶長出羽合戦・八ツ沼城の攻防で上杉軍と­火縄銃による銃撃戦があったこと、春日神社の祭礼がお殿様のお許しにより大名行列の格­式になり、その行列の中に『御鉄砲組』があったというご縁で森重流砲術の伝承演武が実­現したそうですよ。」
ウサヒ 「う、うん。とりあえず関係があるってことかな。」
弟子 「ですね。町内で森重流砲術は伝承されているようですよ。」

ウサヒ

▲いつの間にか町長(画面右)も奴振りに混じり、祭りを盛り上げていました。

ウサヒ 「地区の人以外で大名行列に出ているのって弟子だけ?」
弟子 「まさか。協力部落の西舟渡地区の方々や、お盆に帰ってくる 娘婿さん達等、合わせて約100人の行列になるんだそうですよ。」
ウサヒ 「子どもも減ってるし、なかなかこの行列を維持するのは大変だよね。でも、続いていってほしいなぁ。」

閏年にしか開催されない大名行列。その躍動感溢れる祭りに感動しつつ、 次の閏年、自分はどんな風になっているのかなと思いを馳せるウサヒと 弟子でした。

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更新日:2019年06月17日